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鋳物工場の事例:鋳造用集塵機

シェルモールド鋳造

加熱した金型に粘結材(フェノール系樹脂)を添加した鋳造砂をかけることで熱硬化した鋳型を用いる鋳造法。
鋳型の製作が容易なため大量生産に向いており主に自動車部品などに多く使われています。

環境問題

シェル中子焼成時および注湯時には、フェノール樹脂とヘキサミンの熱分解によって、アンモニア、フェノール類、ホルムアルデヒド等のガスが発生し、臭気が立ち込めます。作業者はガスと発煙により暴露されており、慢性的に不快感に悩まされることとなります。
日本産業衛生学会では作業環境におけるこれらの物質の許容濃度基準を以下のように定めて勧告しています 。

臭気原因物質 許容濃度
アンモニア 25ppm
フェノール 5ppm
ホルムアルデヒド 0.1ppm

発生した臭気、煙を吸引捕集する処理方法として、脱臭装置を設ける手段や低臭樹脂を用いて臭気の発生を低減させる方策があります。しかしながら、脱臭装置は高価でありランニングコストもある程度見込まなければなりません。また、低臭樹脂等を使用する場合は要求する砂特性を得られるとは限らないため使用には注意が必要です。
そこで、局所排気装置の設置により、効率的に臭気を屋外に排出するのが安価で効果的な方策です。
さらに、局所排気装置により250℃~350℃まで熱する焼成時の熱対策も兼ねることができます。熱対策を兼ねる目的から考慮すると、作業者の後ろから前方に風を送り込みつつ前方の集塵フードで捕集するプッシュプル方式がより効果的となります。

施工事例

鋳造用集塵機 鋳造用集塵機

シェル主型の焼成工程において局所排気設備を一新した事例です。

施工前は、プロペラファンを内蔵したフード付き作業デスクにて屋外排気を行っていました。しかし、ファンの圧力が足りないため極端に処理風量が少なくなってしまい十分な排気がなされず作業員が煙やガスに暴露されている状態でした。

そこで、作業台を増設するタイミングで2台の作業台から発生するガスや煙を1台のシロッコファンにて排煙した事例です。
各フードにはダンパを設置しつつインバータ駆動により処理風量の調整を行えるようにしたことで、各ラインの稼働状況に合わせながら最適な運転を行えるようになりました。

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